【FANUC】でプログラムを組む時はドット(.)が抜けてないか要チェック!NC旋盤・マシニング等。

コリュエです。

 

今日は機械加工のお話しをしますが、みなさん、機械の制御装置は何を使ってますか?

 

私はFANUCOSP(OKUMA)を使っています。

 

OSPでプログラムを組む時にはOKUMA専用の「らくらく対話」を使ってグラフィックや筆跡を描いていき、それを元にプログラム作成していくことが多いです。いやはやOKUMAの対話はちょー便利です。

はっきり言って他社のCADを使ってグラフィック作成して、そこからCAMを使ってプログラム作成して……なんてやってるより何倍も早く加工に移ることができますからね。それにプログラム内の条件や形状、工程を変更・修正するのも、そのまま機械側で容易に操作できます。

 

逆にFANUCは様々な機械に導入することができるので汎用性には優れますよね。

 

そういった面では、一度FANUCをマスターしてしまえば、NC旋盤であろうとマシニングであろうと複合機であろうと制御装置がFANUCであれば応用が利くということです。ただし手組みでプログラム入力しなければいけませんけどね。そこはOKUMAやMAZAK等も、オプションで対話を付けてなければ結局手組みになっちゃいますが。

 

 

さて、そろそろ本題です。

 

FANUCでプログラムを組む時はドット(.)を付けるのを忘れないように!って話です。

 

ちなみにCADCAM使ってるから関係ありませーんという方も注意。CADCAMした後に手で数値を書き換えたり追記したりする作業をするのであれば知っておいた方が絶対にいいんです。

 

ではドットって何かっていうと単位を表すためにつけるんですよ。

「X100.0 Z200.0」

とかって座標を打つときにドットを入れないと、一(いち)の単位なのかどうなのかが機械側が認識できないんです。

 

仮に上記の数値でみると、

「X100 Z200」

と、入力したときには百(ひゃく)の単位の座標ではなく、十分の一(じゅうぶんのいち)の単位として認識してしまい、実際は「X0.1 Z0.2」の値が読み込まれることになってしまいます。

 

これはもう、被削材から刃物を逃がすつもりが、逆に突っ込んでしまったー!という最悪な事態になってしまうことも…

 

たしかに本人としてはドットを入れ忘れたつもりはなかったとしても、手組みでプログラムを入力しているときについ入れ忘れてしまうこともありますからねぇ。それにFANUCの中にはあえて六桁のコードや、ドット入力しない数値を入れることもありますからね。

 

例えば「P010060」「N1000」みたいにね。

うーん、はじめてみる方にはややこしいですよね…

 

入力ミスは人間だれしもやってしまうものですが、ある程度の動作チェックはマシンロックをかけてみることで発見できると思います。

 

「あれ、ここで逃げるはずなのになぜ突っ込んだ?」と、変な動作をしているとすれば、「ドットが抜けているから。」でドンピシャです。

 

それとよくやってしまいがちなのが、動作チェックしていざ加工をはじめてみたものの、「アプローチ点が遠すぎてムダなパスが多すぎるなぁ。」なんてことで、ちょこっと数値を変えたときに間違いは起こりやすいんです。そういうときに限って、数値を変えたところのチェックを怠ってしまうものなんですよ。

いやほんとにこのミスは頻度が多いし、しかもちょっとしたミスの割に損失も大きいという困った性質なんですよね。

 

FANUKでプログラムを組む時は、ドット(.)が抜けていないかよくチェックしましょうね。

「X100.0 Z200.0」もしくは「X100. Z200.」が正しい値ですよ!

初心者の方もベテランの方も要注意です。

 

あ、ちなみにこれはFANUCの古いバージョンで起こるものかもしれません。バージョンによってドット(.)がなくてもいけるものもあるかもしれませんし、もしかしたら初期設定かパラメータで変えられるかもしれないですね!

 

FANUCの導入をこれから検討する方、それか既に導入していて案の定ドットによるミスが多くて困っている方は早めにFANUCに調整してもらいましょうね。